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明るい笑顔で話しやすい雰囲気をつくる アナムネーゼは、通称「アナムネ」と呼ばれ、患者さんが入院するときに、病歴、既往歴、日常生活や家族のことなどについて、情報を収集することです。各病院で決められた用紙があって、それに沿って聞いていくことが多いと思います。正確に記入するよう努めましょう。 しかし、その用紙を埋めることに必死になるあまり、機械的になったり詰問口調になるのは困りものです。初めての入院で、不安にかられ、緊張している患者さんも多いのです。いくら看護に必要なこととはいえ、そんな状況のなか、まるで尋問のようにいろいろと聞かれたのでは、患者さんの気分を害するだけです。相手の様子や状況をよく見て、話しやすい雰囲気作りを心がけましょう。 それには、用紙に書いてある順番通りにただ聞いていくだけでなく、リラックスできる会話をした後で、その患者さんの問題になっていることを聞くなどの、テクニックも必要になってきます。経験を積むことで、コツは徐々につかめると思います。 とにかく、あなたから笑顔で接し、患者さんの身になって話を聞き、気持ちがほぐれるようにコミュニケーションをとることが大切です。相手を理解するため、表情やしぐさ、話し方など、総合的に観察することも必要でしょう。 また通常、あまり人には話すことのない、プライバシーにかかわることも聞くわけですから、安心して話してもらえるように、環境を考えることも必要です。大部屋で聞くのではなく、静かで、プライバシーの保てる場所を選びましょう。 よりよい看護を行うために聞いている、ということをきちんと説明し、患者さんと信頼関係を築きましょう。
ひとつでいいから発言しよう 患者さんの新しい情報や、問題点などの意見交換の場が「カンファレンス」です。情報量は多ければ多いほど、適切なケアができるようになります。ひとりの目で見ただけではわからないことも、大勢の目で見て、それぞれが得た患者さんの情報を交換し合い、チーム全員で把握して看護にあたることはとても重要です。 患者さんによって、いろいろなケースがありますし、自分だけでは解決できない問題点もあります。それらについてナース同士で話し合って、よりよい看護を行っていくのです。今まで気づかなかったことや改善点、看護の方向性などを確認し、ケアに生かしていく場が「カンファレンス」なのです。 忙しい勤務の合間を縫って行う、貴重な意見交換の場です。せっかくの有意義な場で、なにも発言せず、だまって聞いているだけでは、参加している意味がありません。参加者全員が意見を出し合ってこそ、「カンファレンス」は生きてくるのです。新人だからと受け身になってしまいがちですが、遠慮せずに、毎回何か一言でも、発言するようにしたいものです。 患者さんが、こんなことを言っていた、などでも構いません。自分が考えたこと、得た情報を、恥ずかしがらずに話してみましょう。たとえば、患者さんは、まだ仕事に慣れない新人になんとなく親しみを感じて、自分の本音をポロっと言ったりする場合があります。どんな小さなことでもいいのです。みんなに伝えてみましょう。自分もチームの一員として参加しようという積極的な態度をとることが、大切なのですから。