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» 新人ナースのための社会人マナー
社会人として社会に出てみると、学生のときには出合うことのなかったさまざまな決まりごと、相手への配慮が必要になります。こういった多様な場面の一つひとつに、みんなが気持ちよく過ごせるようなルールやマナーがあるのです。
晴れて新しく看護職として社会に旅立つみなさんが、社会人として必要な「マナー」「接遇」「コミュニケーション術」について、わかりやすく解説します。
職場での接遇、マナーの再確認、患者さんへの対応を見直す、マナーブックの決定版です。
ナース専科編集部・編
本体価格1,200+税
A5判 160P ISBNコード:4-938936-09-7
バックナンバー
第1章 社会人としての基本的な応対の仕方
その1
その2
その3
その4
第2章 円滑な人間関係をつくるために
その1
その2
その3
その4
その5
第3章 社会人として心得ておきたい職場での姿勢
その1
その2
その3
その4
その5
その6
第4章 患者さんとのよりよいコミュンケーションを築くために
その1
その2
その3
その4
その5
その6
第5章 ステキな大人の女性を目指して
その1
その2
その3
その4
その5
その6
第6章 ナースのストレスコントロール法
その1
その2
その3
第7章 これだけは覚えておきたいマナーのあれこれ
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
その8
【メールマガジンvol.96
2005-10-12 掲載】
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■患者さんとの初対面で注意することは?
明るい笑顔
と挨拶が基本
入院となると、患者さんの心は不安と緊張でいっぱいです。そんな状況のなかで、初めて会った担当ナースに、そっけない態度や事務的な態度をとられたら、どんなふうに感じるでしょうか?
ただでさえ不安な入院なのに、治療に対しても不安感と不信感をつのらせ、その後、心を閉ざしてしまうかもしれません。
初対面の人に声をかけるのが苦手な人もいるでしょう。でも、患者さんは入院という特別な状況にいるのです。右も左もわからず、緊張していますから、自分からナースに声をかけることなどできないでしょう。まずはナースが笑顔で迎え、明るく挨拶。 そして自己紹介をしましょう。 ナースの笑顔は、きっと患者さんや家族の緊張を、やわらげることができるはずです。
最初に「感じのいい人だな」と思ってもらえれば、相手も心を開いてくれ、そのあとのコミュニケーションもスムーズに進むはずです。大切なのは、第一印象。いつも患者さんとその家族の気持ちを考えて行動しましょう。
初めて病室に入るときも、「おはようございます。今日の担当の○○です」などと声をかけ、自分から進んでコミュニケーションをとりましょう。また、患者さんに関する情報を、何かひとつでも投げかけてみるのもよいことです。「昨日はよく眠れたそうですね」など、ちょっとしたことでいいのです。患者さんは自分に関心をもってくれたんだと思い、打ち解けるきっかけになるでしょう。
どんなに小さなことからでもいいので、うまくコミュニケーションの糸口を見つけて、少しでもリラックスしてもらえるように対応することが、大切なのです。
■高齢の患者さんと接するとき
敬いの気持ち
を忘れない
病院には高齢の患者さんが数多くいらっしゃいます。そういった方々を看護するにあたって、注意することはどんなことでしょうか? まず、その方が生きてきた人生に敬意を払い、敬いの気持ちをもつことが大切です。人間はだれしも年をとると、体力も衰え、記憶力が低下したり機敏な動作ができなくなります。しかし、自分たちよりも長く生きてきた、人生の先輩であることに変わりはありません。つねに敬意をもって接することを、心がけてください。
患者さんを「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼ぶことはどうでしょうか? 親しみをこめて呼んだつもりでも、患者さんが「わたしはそんな年ではない」と憤慨したというケースもよくあることです。人にはだれにもみな名前があるのですから、個人を尊重し、名前で呼びましょう。
患者さんとうちとけ合っていても、フレンドリーになりすぎて、友達口調になったりするのは、あまりよいことではありません。 目上の人に対する言葉遣いや接し方を、身に付けることも必要です。 専門用語はわかりやすい言葉に置き換え、だれにでもわかる、美しい日本語で話すようにしましょう。
同じことを繰り返して言う方や、身の回りのことがうまくできなくなっている方もいらっしゃいます。ナースも忙しかったり、何度も繰り返しになってしまうと、つい叱ってしまうことがあります。
が、それはよくありません。叱るのではなく、注意をさせていただくという気持ちで対応することが大切です。責める言葉は、自尊心を傷つけ、家族や周りの人間をも傷つけることになることを理解しましょう。
【つづきは、11月配信のメールマガジンと同時掲載の予定】
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