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社会人として社会に出てみると、学生のときには出合うことのなかったさまざまな決まりごと、相手への配慮が必要になります。こういった多様な場面の一つひとつに、みんなが気持ちよく過ごせるようなルールやマナーがあるのです。
晴れて新しく看護職として社会に旅立つみなさんが、社会人として必要な「マナー」「接遇」「コミュニケーション術」について、わかりやすく解説します。
第3章 社会人として心得ておきたい職場での姿勢
新人ナースのための社会人マナーブック表紙
職場での接遇、マナーの再確認、患者さんへの対応を見直す、マナーブックの決定版です。
ナース専科編集部・編
本体価格1,200+税
A5判 160P ISBNコード:4-938936-09-7
バックナンバー
第1章 社会人としての基本的な応対の仕方
その1 その2 その3
その4

第2章 円滑な人間関係をつくるために
その1 その2 その3
その4 その5

第3章 社会人として心得ておきたい職場での姿勢
その1 その2 その3

その4 その5 その6

第4章 患者さんとのよりよいコミュンケーションを築くために
その1 その2 その3
その4 その5 その6

第5章 ステキな大人の女性を目指して
その1 その2 その3
その4 その5 その6

第6章 ナースのストレスコントロール法
その1 その2 その3

第7章 これだけは覚えておきたいマナーのあれこれ
その1 その2 その3
その4 その5 その6
その7 その8 
【メールマガジンvol.80 2005-06-22 掲載】
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■自分で勝手な判断をしないようにしましょう

判断に自信がないときは必ず上司に相談
 仕事をしていて「どうしたらいいのだろう?」と迷ったり、わからなくなってしまったりすることは、よくあることです。新人のうちは、もしかすると、迷うことばかりかもしれません。そんなときは勝手に判断せずに、必ず上司に報告をし、意見を聞いてください。
 特にナースの仕事は、人命に直接かかわる責任の重い仕事です。ひとりよがりの判断が、大きな事故につながることも考えられるのです。「こんなことも判断できないなんて恥ずかしい」とか、「先輩たちは忙しそうだから自分でなんとかしよう」などと迷う必要はありません。迷ったときには、きちんと相談にのってくれる役目の人がいるはずですから。キャリアが浅いうちはとにかくリーダー格のナースにできるだけつぶさに報告をし、必要な判断をゆだねることが、新人ナースの責任として、重要なことです。自分勝手に判断してしまったために、あとでとんんでもないことになったりしては、あなた自身が大変な思いをするだけでなく、患者さんや周囲の人に迷惑をかけることになるのです。
 もちろん「報告して、判断を仰げばいいんだから」といって、何でもむやみに相談するのは甘えすぎです。仕事をしていくなかで、判断の必要性を見極められるようになれば、言うことなしです。
 アクシデントやトラブルが起きたときも、すばやく上司や先輩に伝え、相談しましょう。どんな小さなことでも、迷ったら、勇気をもって、素直に先輩ナースに聞くことが大切です。
 そしてその結果は、指示どおりに即行動。即報告することも、忘れないでください。

■休暇を取る場合も、スタッフのことを考えましょう
休暇・早退・遅刻は早めに連絡
 社会人になったら「自分だけがよければ」という考えは通りません。ほかの人に余計な負担をかけないよう、ルールを守って仕事をしましょう。
 たとえば「休暇」を取るとき。それぞれの職場で、事前に所定の手続きがあるはずです。そのルールに則って休暇は取りましょう。あらかじめ日程がわかっている場合は、早めに上司に相談することも大切。届け出の書類なども、限られた期限内に確実に提出しましょう。突然の病気や事故などで、仕事を休まなければならないときも、できるだけ早めに上司に連絡を入れましょう。具合の悪いときは、連絡を入れるのも億劫になりがちですが、無断欠勤は社会人として失格です。とにかく上司に連絡をし、事情を説明して、了解を取るようにします。症状が重いときには必ず受診をして、きちんと治してから出勤したほうが、かえって患者さんに迷惑がかからないでしょう。
 「早退」の場合も同じ。わかった時点ですぐに伝え、上司の了解を得て、その指示に従います。休暇や早退をするときは、自分の行った仕事の責任をもつことも大切。引き継ぎなどをしっかり行ってください。
 「遅刻」はたとえ1分でも、医療の現場では、あなたが思っている以上に失点になります。看護の仕事は、いかにケアが継続できるかが、鍵。そのために朝礼や申し送りの場で、情報を交換し合います。しかし、だれかひとりでも、遅刻をしてしまったら、あらためて、時間を割かなくてはなりません。もし、どうしても遅れてしまうのなら、必ず連絡を入れましょう。連絡がないと、職場では何か事故でもあったのかと、大変心配します。チームで働くということは、「自分ひとりだけではない」ということを、忘れないでください。
【つづきは、7月配信のメールマガジンと同時掲載の予定】
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