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社会人として社会に出てみると、学生のときには出合うことのなかったさまざまな決まりごと、相手への配慮が必要になります。こういった多様な場面の一つひとつに、みんなが気持ちよく過ごせるようなルールやマナーがあるのです。
晴れて新しく看護職として社会に旅立つみなさんが、社会人として必要な「マナー」「接遇」「コミュニケーション術」について、わかりやすく解説します。
第3章 社会人として心得ておきたい職場での姿勢
新人ナースのための社会人マナーブック表紙
職場での接遇、マナーの再確認、患者さんへの対応を見直す、マナーブックの決定版です。
ナース専科編集部・編
本体価格1,200+税
A5判 160P ISBNコード:4-938936-09-7
バックナンバー
第1章 社会人としての基本的な応対の仕方
その1 その2 その3
その4

第2章 円滑な人間関係をつくるために
その1 その2 その3
その4 その5

第3章 社会人として心得ておきたい職場での姿勢
その1 その2 その3

その4 その5 その6

第4章 患者さんとのよりよいコミュンケーションを築くために
その1 その2 その3
その4 その5 その6

第5章 ステキな大人の女性を目指して
その1 その2 その3
その4 その5 その6

第6章 ナースのストレスコントロール法
その1 その2 その3

第7章 これだけは覚えておきたいマナーのあれこれ
その1 その2 その3
その4 その5 その6
その7 その8 
【メールマガジンvol.75 2005-05-18 掲載】
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■指示は復唱して確認、ミスを防ぎましょう

しっかり聞いて、わからないことは最後に質問
 新人のころは、「指示」によって仕事を与えられることがほとんどです。では、指示を受けるとき、何に注意しなければならないでしょうか? まず、気持ちを集中して、しっかりと聞くことです。ぼんやり聞いていて、聞き逃してしまうことのないようにしましょう。
 また、指示を受けるときは、必ずメモを取りましょう。すべてを書きとめるのではなく、要点だけでいいのです。また、話を最後まで聞いてわからないことがあったら、恥ずかしがらずに、その場できちんと質問しましょう。あいまいな理解はミスにつながります。
 最後に、必ず指示された内容を復唱しましょう。そうすることで医師や先輩ナースは、指示がしっかり伝わっているかどうかを確認でき、伝達ミスがあれば、その場で訂正することができます。
 この復唱は、自分自身の訓練にもなります。きちんと要点を押さえ、理解しているかどうかを自分で知ることできるからです。
 もしほかにも指示を受けている場合は、どちらを先にすべきなのか、優先順位の確認もするようにしましょう。

報告をすることで仕事が終わる
 指示された仕事は、すぐにテキパキと行いましょう。さて、それが終わったら、まずしなければならないことはなんだと思いますか? 次の仕事にすぐに移る。それも大切なことです。でも、その前にしなければならないこと。それは「報告」です。
 指示をした人は、それがなされたのかどうかの報告を待っています。「さっきの件はどうなった?」と聞かれる前に、必ず報告をしましょう。そのとき、何か気づいた点があったら、それも併せて報告するようにしましょう。

■5W1Hを押さえて簡潔な報告を
まず「結論」が報告の基本原則
 仕事をするうえで、「報告」が大事であることはわかりました。では、その報告はどんなふうに行えばいいのでしょうか? だれもが、忙しく仕事をしているわけですから、相手をイライラさせることなく、わかりやすく、簡潔に報告しましょう。それには、まず相手がいちばん知りたい、結論から伝えることが重要です。いきさつや弁解などを先に話す人がいますが、それでは何が言いたいのかさっぱりわからず、要領をえない報告になってしまいます。結論を伝えたうえで、そうなった理由や経過を話せば、話はスムーズに進んでいくのです。報告を受けた相手も、質問したり、対策をたてやすいでしょう。報告するときは「結論」が先。日頃からこのことをしっかり肝に銘じておきましょう。報告では、事実を正しく伝えることが重要です。また事実と意見は別のもの。はっきり区別して報告しましょう。報告のタイミングも大切です。できるだけすばやい報告が大事なのはもちろんですが、仕事の流れの中で、報告の時期を失しないように注意しましょう。

5W1Hを押さえよう
 報告するときには、重要な要素を押さえて話す必要があります。
 それが5W1Hです。いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)の5つのWと1つのHを合わせた6つの要素のことです。これらを頭のなかで整理して、内容をまとめて伝えることが大切です。これはメモを取るときにも有効ですし、指示を受けるときに確認することもできます。物事を進めるうえでの基本ですから、必ず覚えておいてください。
【つづきは、6月配信のメールマガジンと同時掲載の予定】
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