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» 新人ナースのための社会人マナー
社会人として社会に出てみると、学生のときには出会うことのなかったさまざまな決まりごと、相手への配慮が必要になります。こういった多様な場面の一つひとつに、みんなが気持ちよく過ごせるようなルールやマナーがあるのです。
晴れて新しく看護職として社会に旅立つみなさんが、社会人として必要な「マナー」「接遇」「コミュニケーション術」について、わかりやすく解説します。
職場での接遇、マナーの再確認、患者さんへの対応を見直す、マナーブックの決定版です。
ナース専科編集部・編
本体価格1,200+税
A5判 160P ISBNコード:4-938936-09-7
バックナンバー
第1章 社会人としての基本的な応対の仕方
その1
その2
その3
その4
第2章 円滑な人間関係をつくるために
その1
その2
その3
その4
その5
第3章 社会人として心得ておきたい職場での姿勢
その1
その2
その3
その4
その5
その6
第4章 患者さんとのよりよいコミュンケーションを築くために
その1
その2
その3
その4
その5
その6
第5章 ステキな大人の女性を目指して
その1
その2
その3
その4
その5
その6
第6章 ナースのストレスコントロール法
その1
その2
その3
第7章 これだけは覚えておきたいマナーのあれこれ
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
その8
【メールマガジン vol.27 2004-06-09 掲載】
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■日頃から意識して正しい言葉遣いを心がけて………
1.言葉遣い
正しい
言葉ってどんなもの?
毎朝起きて顔を洗ったり、食事をするように、毎日何気なくしている会話。コミュニケーションにはいちばん欠かせない方法ですが、言葉を正しく選ばないと、相手に伝わらなかったり、不快感を与えてしまう恐れもあります。
特に気をつけたいのは、流行語が交じった若者コトバ。学校を卒業したばかりの新社会人は、この若者コトバをついつい使ってしまいがちです。普段友達と話すのなら、それでも構いません。でも、若者コトバは、社会では通用しません。病院内には上司をはじめ、患者さんなど、自分より上の世代の人がたくさんいます。こういった人たちのなかには、言葉だけで軽薄、無礼、頼りにならないという先入観を抱くケースもあります。あなた自身は親しみを込めて使ったとしても、若者コトバや流行語は年配者から見れば、不可解なものに聞こえてしまうのです。
社会人となった今、仕事やプライベートなど、シーンや相手に応じた、フレキシブルな言葉の使い分けにトライしてみましょう。
まずは「です・ます」で若者コトバから
脱出
!
そう聞くと、何やらいろいろ覚えなければ、という気がしますが、実はそんなに大げさなものではありません。ポイントは語尾の表現。「元気そうだね」なら、「お元気そうですね」、「そうしちゃう」なら、「そうします」ー「です・ます」を語尾に使うだけで、響きがこんなに柔らかくなるのです。ただし、言葉遣いは付け焼き刃で通用するモノではありません。日頃の訓練や努力で、はじめて身に付くものだということを頭に入れておきましょう。
■日頃から意識して正しい言葉遣いを心がけて………
2.敬語
敬語には
3種類
敬語には、「丁寧語」「尊敬語」「謙遜語」の3種類があり、それぞれ使う対象と場面が違います。ところが、この区別がわからず、ごちゃまぜに使われるケースが多いのも事実。たとえ本人に他意がなくても、周りの上司や患者さんなどには、言葉に敏感な年配の方も多くいます。ひと通り敬語は使いこなせるようにしておきましょう。
1.目上の人の動作には敬語
社会人になったばかりのあなたから見れば、出会う人のほとんどが目上のはず。こういうとき、相手や相手の動作に対して使うのが敬語です。どれも特別な決まりがないので、ひたすら覚えるしかありません。普段から積極的に使ったり、人の真似をしながら、自分のものにしていきましょう。
2.普通に丁寧に話すときは丁寧語
「はい、私でございます」「お名前はなんとおっしゃいますか」と、自分や相手の動作を丁寧に表現するのが丁寧語です。「お宅」「ご本」など、相手の所有物に「お・ご」をつけるパターンもあり、決まりさえ覚えられれば、カンタンに身に付きます。ただし、公共の物や外来語、動物・植物には付けないこと。
2.自分や身内に対しては謙譲語で
自分のことを言うときには謙譲語を使います。「見る」を「拝見する」、「行く」を「伺う」など、へりくだった表現をすることで、間接的に相手をたてるものです。
気をつけたいのが、患者さんに師長の所在などを訪ねられたときです。上書の師長も、患者さんからみれば、あなたと同じ病院の人、つまり身内になります。この場合は「師長はあいにく不在でおりません」と謙譲語を使います。
■気を付けたい自分と相手の呼び方
相手のこと
自分のこと
相手の病院 → そちらさま、貴院
患者 → 患者さん、○○様
ドクター → 先生、○○先生
自分 → 私・わたくし
お父さん → 父
お母さん → 母
自分が勤めている病院 → 当院・わたしども
■知っておきたい敬語の分類
敬語
謙譲語
居る
いらっしゃる
おります、おる
行く
行かれる、いらっしゃる
参る、伺う
言う
おっしゃる
申し上げる、申す
する
なさる、される
いたす
聞く
おたずねする
伺う、参る
来る
いらっしゃる、お見えになる
参る
食べる
召し上がる
いただく
知っている
ご存知でいらっしゃる
存じ上げる
■気をつけたい目上の人への言い方
質問・依頼のとき
…してくれませんか
→
…していただけませんか
…で、いいですか
→
…で、よろしいでしょうか
すみませんが…
→
恐れ入りますが…
よかったら…
→
よろしかったら…
どうでしょうか
→
いかがでしょうか
あなたはだれですか
→
どなたさまですか
どうでしょうか
→
いかがでしょうか
何ですか
→
どのようなご用件でしょうか
ちょっと
→
少々、少し、しばらく
挨拶や受け答えのとき
ありがとう
→
ありがとうございます
できません
→
いたしかねます
すみません、ごめんなさい
→
申し訳ありません、失礼しました
わかりました
→
かしこまりました、承知いたしました
わかりません
→
わかりかねます、存じません
ご苦労様でした
→
お疲れさまでした
さようなら
→
失礼します
そうです
→
さようでございます
言っておきます
→
申し伝えます
…と言います
→
…と申します
【つづきは、7月配信のメールマガジンと同時掲載の予定】
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