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保健師、助産師は国家資格です。保健師は地域に暮らすすべての住民の健康を支え、疾病予防に関する健康相談を行います。病院の入院期間短縮に伴い、在宅で療養する患者さん・高齢者が増えてきた現在、ますますニーズが高まる資格といえます。また、助産師は深刻な少子化が進むなか、やや就業者数が減ってはいますが、妊産婦への指導・援助のほかに、思春期の性の悩みや不妊症患者さんへの援助など、その活躍範囲は広がっているようです。 |
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●保健師とは
保健師は、学校や保健所で集団検診や健康相談を行うとともに、妊産婦・乳幼児から高齢者までのすべての地域住民を対象に、健康的な生活を送れるように、一緒に考え援助していくのが仕事です。看護師が、すでに健康を損なっている病人やけが人の看護にあたることを中心業務としているのに対し、保健師は日常生活をしている人、自宅療養をしている人が健康に生活できるように、病気予防の立場からサポートすることに重点が置かれています。
病院へ行く前の予防的な意味で健康相談としては、たとえば、エイズにかかったのではと不安になっている人、子供の成長が遅れているのではと悩んでいる母親からの相談などがあります。そうした場合に、同じ悩みを抱えている人のネットワークを地域で作るなど、地域社会に密着した保健指導が保健師には求められます。あるいは、自宅療養している人の家に行き、その人の家庭環境を考慮しながら、訪問看護ステーションやリハビリセンター、福祉事務所などと連絡を取ることも大事な役割の一つです。
特に、介護保険制度の施行後は、保険が適用できるか、どのサービスなら受けられるかなどの介護判定や、介護を受ける側のかかりつけの医師、訪問看護師、理学療法士などとチームを組んでサポートしていくなど、業務の内容も大幅に増えているようです。介護保険ではまかないきれない部分の介護をどうするか、経済的に余裕がないときにはどうするか、などの問題にも適切に対処することが求められます。
保健師には看護師のもつ医療知識のほか、社会学的な知識をもち、社会情勢の変化に伴い顕在化してきた新しい健康問題への対応が求められています。
●受験資格
保健師になるためには、保健師国家試験の受験資格を得るための教育機関を卒業したのち、国家試験に合格しなければなりません。国家試験の受験資格は、次のいずれかに該当する者とされています。
1)文部科学大臣の指定した学校において、6カ月以上保健師になるのに必要な学科を修めた者。
2)厚生労働大臣の指定した保健師養成所を卒業した者。
3)外国の保健師学校を卒業、または外国において保健師免許を得た者で、厚生労働大臣が、1)または2)に掲げる者と同等以上の知識および技能を有すると認めた者。
実際は、4年制大学の看護系学部では、保健師になるための学科を専攻すると卒業と同時に保健師と看護師の受験資格が得られます。それ以外では、短期大学の専攻科(1年)か、専門学校などの保健師養成課程や養成学校(1年)に入学し、卒業する必要があります。なお、3年次への編入学により、保健師課程履修の位置を開いている看護系大学もあります。
養成機関への入学に際しては、英語や看護学全般を中心に、社会福祉、統計学、公衆衛生、関係法規などについて学習しておく必要があります。また、介護保険や政治・経済など、社会の動き全般に幅広い関心をもつことも大切です。
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| (この情報は2007/10/25現在のものです。) |
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